バットマンの映画の中でも「駄作」という評価がされるのも頷ける。確かにこの映画は面白さはあんまり感じない映画。
ただまるっきりダメな映画と言うわけでもなく良いところもちゃんとある。
ゴッサムシティや敵アジトなどを彩るカラフルな色彩は「バットマン」らしくは無いけれどこれはこれでアリと思える。
出演陣はすげぇ豪華。バットマンはジョージ・クルーニー、敵キャラにシュワちゃん。中でも一番存在感放っていたのはユマ・サーマン演じるポイズン・アイビー。妖艶でエロティック。
今作のバットマンとロビンの仲間同士の関係性の描き方は割と好き。この映画の人たち割とみんな人間臭いんだよな。
これまでのバットマンの映画ってそれぞれのキャラクターがどう誕生したのかといった背景の部分を魅力的に描いていたけど今作はそれが薄い。キャラクターの描き方が浅いので見た目はみんな魅力的なんだけどストーリーの面白さが伴ってない感じ。
