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南海の劫火のアップルのレビュー・感想・評価

南海の劫火(1932年製作の映画)
3.2
船の乗組員と南の島の娘の恋物語です。一隻の船が名も分からない南の島に上陸するところからお話は始まります。モノクロ映画ですが十分に南国の雰囲気は伝わってきました。冒頭で食人族の話が出てきたのでハラハラ。言葉が通じないから余計にドキドキします。乗組員ジョニーと島の娘ルアナの恋はとてもロマンチックに盛り上がりますがルアナには島での使命がありそれらが二人の恋路を邪魔します。今とは価値観が違うので先住民への態度など気になる点はありますが古いしきたりに翻弄される若い二人のおとぎ話のような海洋メロドラマを堪能しました。
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