楽太郎

ボビー・フィッシャーを探しての楽太郎のレビュー・感想・評価

3.5
BS松竹東急のよる8銀座シネマで「ボビー・フィッシャーを探して」(1993)。30年前の映画で、当時タイトルとジャケットの少年の眼差しに名作の予感を覚えていたのを思い出します。ずっと観たかった作品。
ボビー・フィッシャーはかつてのチェスの名手で、この映画には出てきません。そのプレイヤーを目指した少年の物語。
相手を打ち負かすか、敬意を払うのか。父親やコーチが勝負にのめり込み、子供との距離が出来てしまう様子を丁寧に描いていて考えさせてくれる。子育てについての話なのでチェスが分からなくとも楽しめます。
大人になった今観て良かったかも。
楽太郎

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