ジョセフ・コンラッドの小説「密偵」の映画化と思いきや、同原作を映画化したヒッチコックの「サボタージュ」のリメイクらしい。
クリスチャン・ベイルが出てることぐらいしか事前に知らなかったので彼が演じるスティーブの行く末に唖然だった…。
先天性障害を持つ子(といっても設定は10代後半~20代前半)の役で、「コーンウォールの森へ」とならぶ演技を披露してた。
姉ウィニーの旦那ヴァーロックはいい人だと信じて彼のおつかいとしてあることをするスティーブ。
ヴァーロックとスティーブはまるで親子のむうに見えるくらい仲良く歩いて行ったのに…。
何も知らなかったウィニーの心情を察するにあまりにつらい。それゆえあの行動も、まあそうなりますよね、と思ってしまう。
1つの予想外の出来事から連なる悲劇、それでもテロは起こってしまう。後味悪すぎる映画だった。
終わり方がまたいろんなこと考えちゃう寸前でバッサリ切るのがね…あのあとは1つしか想像できないのだけど。
面白かったけど凹む😞