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ざくろの色のmoekoのレビュー・感想・評価

ざくろの色(1971年製作の映画)
4.5
終始、動きの少ない壁画のようなカットで綴られる映画。
まさに動く絵画で、その映像美はCGでもアニメでもなく手作りの配置で構成される。
監督は映像手法や色彩を匠に使う奇術師のようです。
今は技術やお金でいくらでも視覚効果できるけど、今このような魅せ方をする監督は希有です。
他にない映像体験。

検閲でカットされたりしてるようで、アートとはまさに文明との戦いなんだなぁあ。
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