パン

サムライのパンのレビュー・感想・評価

サムライ(1967年製作の映画)
4.2
名優、アランドロンが冷酷無情な殺し屋を演じるフレンチ・フィルム・ノワール。 
まるでサムライの如く、静かなるその男は日々粛々と依頼をこなす… 

序盤はヨーロッパの映画らしく、この寡黙な男同様セリフが少ない展開が続く。
映画にセリフを求める人にはこの時点で向いてないかも。 
ライアンゴズリングのドライヴに通じるものがある。
映像が美しい。 

ユージュアル・サスペクツみたいな犯人捜しシーンが良かった。 
あとBGMがクソかっこいい。
youtubeで「Le Samouraï: Title Theme」と検索すると聴ける。

アランドロンはもはやカッコいいを通り越して美しい。
ちなみに俺の部屋にも置いてある香水、SAMURAIはアランドロンが立ちあげた化粧品ブランドでこの映画が由来だったりする。 
ラストのリボルバーの演出痺れた!あれはたまらん。 
最後まで濃厚ハードボイルドすぎた。

U-NEXTにて最高画質版と書いてあったのだが、本当にめちゃくちゃ高画質でビックリした。
最近のリストア技術は凄い。
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