<葉隠精神の殺し屋の孤独を描いた仏ノワール>
孤独な殺し屋が、己のスタイルを貫いて自ら死地に赴いていく、そんな主人公を日本の“侍”にイメージさせている。
白い手袋と一度しか使わない拳銃、自分を助け…
超超超cooooooool!
かっこよすぎて、一生トレンチコートは使えません。ラスト、帽子の預かり証を置いて行くところとかカッコ良すぎだで。ただ、冒頭あの格好でクラブに乗り込んで行くの、明らかにめち…
極論。本作の魅力は物語や台詞の妙にあるのではなく、全編を覆う空気と細部へのこだわりである。ある男のライフスタイル、つまり生き方へのこだわりである。本作はジェフ・コステロという男の「スタイル」を観賞す…
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なかなか凄かった。
アラン・ドロンとナタリー・ドロン以外はよく知らず、殺しを頼んだ依頼主側かそれとも警察か、どちらがアラン・ドロンのジェフ・コステ…
「サムライ」を描いた映画は数あれど、「サムライ」らしい殺し屋を描いた映画(それも洋画)は少なかった。これは、紛れもなく武士道についての男臭い物語である。
起床し、シトロエンを走らせ、ガレージでナン…
アラン・ドロン、引くほどかっこいい。
最初の銃声が上がり面通し。そこまででジェフの顔は何度も映し出されるが、それがひと段落してからの彼は全身の引きのショットや顔が影になったり帽子のつばで隠れたりと顔…
アラン・ドロンのハマり役“殺し屋”の中でもその魅力が光る傑作です!
シーンも台詞も一切の無駄を削ぎ落とした本作、全編通して裏社会に生きる男の格好良さと悲哀が溢れています。
※最初の台詞は開幕から10…
『私の夢は、主調となるかすかな一色だけでこれがカラーだとわかるような、モノクロの色彩映画を撮ることだ』
──ジャン=ピエール・メルヴィル。
字幕版2回、吹替版1回鑑賞済みです。
余談ですが最…
クラブのオーナーの殺害を依頼された殺し屋が、現場に居合わせたピアニストに目撃され警察から追われる事になるという話。
監督は「恐るべき子供たち」等のジャン=ピエール・メルヴィル。
「武士道と云うは死…