肉鹿

ボクは五才の肉鹿のレビュー・感想・評価

ボクは五才(1970年製作の映画)
3.1
高知から大阪まで約300キロ。出稼ぎ中の父に会うために5歳の男の子がひとりで旅した大冒険。

旅の途中で、悪者そうだけど実は心の優しいトラックドライバーや場末感あるけど子供は大好きなおねえさんとかは一切現れずにほんとにひとりで旅をし続ける姿がかっこいいです😆
行きがかり上助けてくれる人も現れるけど、それも目的のために利用しただけ感強くて見知らぬ人との心温まる触れ合いとか無視してるとこが現代的でした!子供が家出するときは見知らぬ人と関わったら危険って教えてる気がする。

それに、唯一信頼してるものは過去に大阪に行った時に自分で描いた旅の思い出ていうのもなんかハードボイルド!
信用できるのは自分だけだって気持ちになる!

主人公の男の子が歌う主題歌が劇中何回も流れるのが耳障りになってくるのと、ナレーションが間を埋めるようにしゃべり続けるのがうるさく感じるけど、あくまで子供たちに向けて作られてるから仕方ないのかも🤔

これを子供に見せてもしワクワクしてたら、将来バックパッカーになる可能性高いと思う😂
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