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『ボクは五才』に投稿された感想・評価

邦画傑作シリーズ~
~犬も猫も 蝶々も 親があるのに~♪
ボクを捨てた あのパパどこに居るんだろ~♪だけど めめつぶれば夢で会える
お腹なんか空いたら 水を飲んで♪
ボクは ボクは 泣かない 天使の無銭旅行~♪ パパ~!パパ~!

わずか五才の男の子が一人で四国から、大阪に住む父親に会いに行く感動物語です。

この映画を初めて観たのは小学校での映画上映会です。凄く感動して、これは一生忘れないだろうなと思いました。その後にテレビ放送でもやってたので録画して姉にも見せたら、めちゃ感動してました。

この映画で重要なのは、やはり大人としての有り方だと思う。子供にとって大人とは絶対的に信頼され、尊敬されてる存在なんですね。それに応えられる大人には絶対ならなければ~と小学生の時にこの映画を観て思いました。

この男の子が画用紙にクレヨンで描いた大阪の絵を頼りに父親を探すのが僕には泣かせるポイントでした。
トラウマ級の名作です。
出稼ぎに行った父親に会う為に、高知から大阪まで独りで旅をする5歳児。

実話が基らしい。

何度も家出を繰り返しては阻止され、町中の大人達の警戒を掻い潜っての脱出ってのが凄い。

自分が5歳の時は保護者引率で幼稚園に行くだけの世界だったはず。そう考えるとこの子の勇気と機転と行動力に驚嘆する。

既視感を覚えるテイストだと思ったら、芥川隆行のナレーション、そうだ大映ドラマだ。

やっぱり制作は大映でした。
Melko

Melkoの感想・評価

4.0
犬も猫も蝶々も親があるのに
ボクを捨てたあのパパ どこにいるんだろ
だけどめめつぶれば 夢で会える
おなかなんかすいたら 水を飲んで
ボクはボクは泣かない 天使の無銭旅行

ずーーっと見たかった作品
たまたまYouTubeのオススメに流れてきた…!!から見てみた。
途中から眉毛と口角が下がりっぱなしで泣き通し。51年前の作品、画もBGMもこちらをめっちゃ泣かせにきてるってわかっちゃいるんだけど見事に泣いてしまう。
主人公は5才の幼稚園児、太郎。同じぐらいの歳の子が今いる親も、もう子どもが大きくなった親も、どこかしらのポイントで思わず泣いてしまうはず。
高知の祖父母家族と住む太郎。母親を病気で亡くし、父親は大阪に出稼ぎに出ている。思いが募り会いに行こうと何度か家出するも小さい村の中で色んな大人に見つかり阻止され断念。じゃあそれならと手紙を書いて返事を待つも、来た返事には「親がいなくとも元気でやってるみたいだし、しばらく帰りません」の文字。伝えにくいと周りの大人は返事の内容を教えてくれず、通りすがりのおっちゃんに聞いて知る真実。大人は敵だ!信じちゃいけない、言うこと聞いちゃいけない
来ないなら、会いに行く!と、太郎は出発!お供は、大阪への旅の思い出ポイントを記したスケッチブック数枚だけ。

高知から大阪まで、400kmの道のり。

食べ物も飲み物も、お金も持たない5才の子どもが、そんな長い道のりをたった一人で行くとなれば、心ある親なら心臓が飛び出るぐらい心配になるはず。
親代わりのおばあちゃん(みんなの心のおばあちゃん、北林谷栄!)は、ソワソワし通しで、雨が降れば「太郎が濡れとる…かわいそうにぃ…まぁ…」とオロオロ、おじいちゃんも、弁当を前にすれば「太郎が今頃ひもじい思いしとりゃせんかと…」と食事は喉を通らない。
太郎が預けられた祖父母一家は大家族で、朝はトイレの争奪戦!とコミカルに描かれる日常はホームアローンみたい。
幼稚園までの横断歩道を黄色い旗持って誘導するタバコ屋のおばちゃん(ミヤコ蝶々!)もキビキビ見守ってくれてる。幼稚園の先生もお巡りさんも、みんなみんな優しい大人で、太郎を想ってるからこその行動や言動が、幼く純粋な彼には逆効果になっているのが切ない。
それは、大人を信じようとしない太郎の行き当たりばったりな道中に絡んでくる大人とて同じ。腹をすかせた太郎に、みんな笑顔で弁当やパンをくれる。大人の度量が大きい。
現代で同じようなことをすれば秒で拡散されるだろうから、もっと安全なのかもしれないけど、その分犯罪に巻き込まれたり誘拐される危険が比べ物にならない。

大人になった自分からすれば、虐待も飢餓も無縁の過酷とは真逆の環境におかれてた太郎の家出は、面倒見てくれてた大人たちへの裏切りにも思えるけど、子供にはそんなの関係ない。親に会いたい気持ちが全てなのだろう。

スケッチブックと記憶力、咄嗟の機転に行動力と演技力で、400kmを少しずつ少しずつ大阪へ向けて移動する。
家出少年の情報が回った電車はダメ、バス、船、保線車両、大型トラック、フェリーと乗り継いでいく。奇跡と運と人からの些細な優しさを重ねながら。

子どもは興味のあることの記憶力が凄まじい。ポイントごとにスケッチブックを見返せば、お父さんが言ってたキーワードが蘇ってくる。

見ていて危なっかしい子どもの旅に、「太郎、そっちへ行っちゃダメだ!」「太郎、さてどうする?」と、the昭和な見守りナレーションがついてるのが、わたしには心地よかった。これがかつて児童館で流れてたとは、納得。子どもはこれを見て何を感じるだろう?今自分がいる環境に感謝するかな?それともハードすぎる旅に憧れたりするかな?

やっっっと目的地に辿り着いたのにお父さんがいない。出て行った。大事なものを置きっぱなしにして…ここで初めて太郎が泣く。この世の終わりだ…!でも実は…
お父さんのことを口に出さなかったのは、寂しくなるからだと。子どもなんてそんなもの。子どもなりに考え、日々生きている。

全編に渡って、コミカルと泣かせの緩急が見事。ズビッと泣いた後に、クスッとなる。
太郎はあどけない顔に「サンキュー!」の言葉が印象的な勝気な男の子だけど、時折見せる切ない表情が巧い。

太郎を追いかけるじいちゃんとばあちゃんが梅田の地下で迷子。わかるよ、わたし梅田でよく遊んでたし、迷子になったこと何度もあるから、、梅田の地下は迷宮。

レンタルはないが、何年か前にDVD化されてたことを知る。画面がザリザリだったのが惜しかったからちょうど良かった。早速ポチった。届いたらもっかい見よう。

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