信号無視

真昼の決闘の信号無視のレビュー・感想・評価

真昼の決闘(1952年製作の映画)
1.0
2021年1月27日DVDにて

 僕は全く好きにはなれなかった。保安官がわざわざ町に戻って正義をなす、という設定に全くリアリティを感じられなかったからだろう。
 僕の基本的な人間観は、人間は己が欲望に突き動かされて生きていて、ほんの時たま葛藤の末に道徳的に善いことをする、というものだ。この映画では保安官がケインを迎え撃つことにこだわる理由がほとんど説明されないため、モヤモヤがずっと続いた。


 まぁ、四面楚歌に置かれた人が、自分を勇気づけるためにこの映画を観るということは理解できる。それでも、この映画の良さが全く分からない。
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