このレビューはネタバレを含みます
ある街に、悪党3人が入ってくる。そして、その待ちの保安官が逮捕した極悪人がこの日に釈放され、この街に保安官への復讐をしに帰ってくることがわかる。
保安官はちょうどその日に任期を終えて翌日から、新婚旅行へといく予定だった。そこで、街の人たちは新婚旅行へと旅立たせようとするのだが、使命感から保安官は帰ってくる。
そこから、4人の悪党を迎え撃つために、街の人々に協力を求めるのだが、それぞれが理由をつけながら、仲間にはなってくれない。
新妻は、正義がどちらにあるかではない。命を,守ることが大事なんだ。正義があっても死んでは意味がないというが、保安官は正義こそ大事だ,と。
その正義のために、街の人に嫌がられながらも悪党と対決をして、なんとか4人を倒す。街の人たちは喜ぶのだが、かといって、保安官をヒーローに仕立て上げることはない。
保安官は自分の正義が正しかったのか分からなくなり静かに街をさる。
西部劇の王道からひねりをきかせて、正義が無様に堕ちていく様を描いている。時代背景もあったのかもしれない。