ゴースト

真昼の決闘のゴーストのレビュー・感想・評価

真昼の決闘(1952年製作の映画)
4.5
シンプルなストーリーだが、サスペンスのように、時間を追うごとにテンポが早くなっていく展開は見応えがある。1時間25分と尺は短いが、それに合わせて計算されたような脚本と、高いカメラワーク技術には脱帽。登場人物たちの事情が複雑に絡み合い、西部劇というよりは優秀な人間ドラマとして楽しめた。

視線だけで存在感を放つ、ゲイリー・クーパーの高い演技力にも驚かされる。クーパーを見るだけでもこの映画を観る価値があると言えよう。
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