ルッコラ

真昼の決闘のルッコラのレビュー・感想・評価

真昼の決闘(1952年製作の映画)
4.0


ジョンフォードの作品をみよう!
と思って見始めたのに違ったのか。

とはいえ面白かったからいいんだけど。
とてもよくできている。
話もシンプルな勧善懲悪ではなく、自分が守っていた市民から徐々に見放されていく過程が想像以上に丁寧に描かれていてよかった。
なんか最近の作品、例えば一時期はやった魔王勇者みたいなジャンルの源流はここなのかもとか。

結婚式から2時間程度で収まる構成もとてもいい。
正午の強い光を感じる映像もいい。

一方で最期の決闘シーンも面白いんだけど、現代ならもうちょっと面白いだろうなという冷静に見てしまうところも。
他が遜色ない出来だっただけに。そのあたり駅馬車はやっぱり時代を超えている。


女性二人がすごくよかった。妻もめちゃくちゃきれいだし。あとはとにかくヘレンがかっこいい!いいキャラクター。
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