のんびり映画

真昼の決闘ののんびり映画のレビュー・感想・評価

真昼の決闘(1952年製作の映画)
3.9
物語は保安官ウィルの結婚式から始まる。どうやら保安官は結婚を機に引退して別の町で暮らすらしい。そこへ以前逮捕した死刑囚フランクが減刑によって釈放された、と知らせが入ってくる。
フランクは町に向かってきており、保安官に復讐をする計画をたてていた。
フランクたちを向かえ撃つべく、十人に声をかけて仲間を集めようとする保安官だったが、なかなか集まらないままフランクを乗せた汽車が町に近づいてくる。

映画内の時間経過と現実の時間経過がほぼ同じのリアルタイム方式で作られています。ほぼ保安官が住民に声をかけ続けるだけの映画なんですが全く退屈しない。後半にアクションシーンも迫力があって面白いし昔の西部劇のなかでは指折りの傑作。
主人公が超人というわけでもなく、現実味のある人間なのも面白い