小松左京原作、1975年当時(私は6歳位)の邦画の中ではスケールの大きい社会派SFパニック映画
主演の小林桂樹が好きではないのもあるが、序盤は実に退屈で、先ずは地震や噴火など日本を襲う災害に、日本海溝という深海の謎の動きがどう関係してくる可能性があるのか?科学者が地球を茹で卵になぞらえて「マントル対流」を丁寧に説明
小学生になったような気分だった
しかし、さすがの丹波哲郎の貫禄と眼光が作品に重みを与えてくれる
正直、2020年現在の安倍政権が国民をコロナ危機に無策で放置する政治と重ね合わせながら見てしまうのは致し方ない💧
未曾有の国難に、こんなに命懸けで国民の救済を第一に、そして難しい英断が出来る総理なら、今頃、コロナは収束し次の波にも準備をして国民も一つになれるのにと悔しい思いが残った作品になった…これが政治家だ、人間だ!