ずっと単なるパニック映画かと思ってましたが、テーマは国を失う民の悲哀と現代版民族大移動を描いた作品でした。
4つのプレート上に存在する日本がマントル回流の異常による地殻変動で沈んでいくのですが、4…
小松左京原作、1975年当時(私は6歳位)の邦画の中ではスケールの大きい社会派SFパニック映画
主演の小林桂樹が好きではないのもあるが、序盤は実に退屈で、先ずは地震や噴火など日本を襲う災害に、日本…
奇想天外な出来事に、政府や科学者が真剣に対応し解決に向かおうとする。解決方法は地味だけどけっこう現実的で、実際あったらこんな風になるんだろうなぁ、なんて思ってしまう。
昔の映画でCGなどはなく、合成…
このレビューはネタバレを含みます
なんとも性善説に満ちた映画だった。今見るとこれは難民問題を真正面から扱った映画ですね。1億人の難民が発生したらどうするのか?という。ストーリーの山場としては、日本沈没という仮説の段階で日本人を一人で…
>>続きを読む英題:SUBMERSION OF JAPAN
米題:TIDAL WAVE
劇場公演日:1973/12/29
キャッチコピー:
溶岩の血を旅し、砲哮する火山列島!
一億の民族を乗せ ああ日本が沈む…