たーぼー

フランケンシュタインのたーぼーのレビュー・感想・評価

フランケンシュタイン(1994年製作の映画)
4.8
ケネス・ブラナー監督コッポラ製作
フランケンシュタイン博士がケネス・ブラナー
フランケンシュタインのクリーチャーがロバート・デ・ニーロ
婚約者エリザベスがヘレナ・ボナム・カーター
フランケンシュタイン博士に憧れる学生がアマデウスの主人公アマデウスモーツァルト役のトム・ハルス
そしてモンティー・パイソンのジョン・クリーズ
と前作ドラキュラと並び豪華メンツ
メアリー・シェリーの原作フランケンシュタインとメアリー・シェリーが原作では無いフランケンシュタインの花嫁を足したストーリー
色んな雑誌にロバート・デ・ニーロがフランケンシュタインのクリーチャーをやると書いてあり
凄いなデニーロと期待(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク
そしてロードショー初鑑賞

内容は良かった(*^_^*)
面白かったしラストは泣けた
ボリス・カーロフとジャックピアースのよく知られた頭が真っ平らで顔も四角で首に電極のボルトが刺さっていると言うイメージを
全てひっくり返して当時の医療を元にしたメイクで逆に生々しい
普通に縫い目が身体中に所狭しとあり歩く時も普通に歩いてる
両手を前に突き出してる訳ではなく普通に手を振ってる
(オリジナルの当時はそこまでメイクアップ技術が進歩してないこともある)
そして蘇生方法がオリジナルでは
メアリー・シェリーがベンジャミン・フランクリンが凧で雷の実験を成功させたと言う話を聴いて思いついた雷から直接機械に集電しそこから電極を通して蘇生させたのに対し
こちらは子宮のような袋に電気ウナギを大量に入れ電気を発生させた所に羊水に浸した死体に電気ウナギを放流
死体を突っついている所に鍼治療のように電極をアチコチに刺し雷と両方で蘇生させると言う斬新な蘇生方法で蘇らせると言うこれまた凄い内容
(その前に🐸で電気実験したら非力な後ろ足でガラスケースを蹴り割った)
脳はオリジナル同様犯罪者の脳
しかも絞首刑になったばかりのデニーロ扮する犯罪者
一応メーキャップ前のデニーロを拝めるのはこのシーンだけ

そして盲目の老人と唯一友達になるのもオリジナルを踏まえている

そしてクリーチャーが自分にパートナーを作れと脅迫するというのも花嫁にあった

しかしこの後がオリジナルと違うところで
クリーチャーがフランケンシュタイン博士にパートナーを作れと言った後拒否され
婚約者エリザベスを素手で肋骨をへし折り手を突っ込み(必殺シリーズの暗闇仕留人の村雨の大吉のように)心臓を抉り取り殺害
その心臓で花嫁を作れと
悲しみに暮れたフランケンシュタインがまた新たに死体を繋ぎ合わせ心臓と脳を移植させたけど
やはり結果はフランケンシュタインの花嫁と同じような結果に


後はオリジナルと同じように終わる
こちらもやはり悲劇になりオリジナルよりも悲壮感が増している

メーキャップに関してはこちらの方が(っ'ヮ'c)>エグスギイイイイ
だけど面白かった