淡々と硬派な、人々の語りメインの作風がだいぶ寝不足の頭に効いたけど観て良かったな。見えない天使たちが図書館に集まって気ままに過ごしてるシーンがとても好き。あと本人役のピーター・フォーク、コロンボは世…
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リバイバルありがとうございます。
ずっと気になっていたので観れて良かった。
モノクロであることは知ってたんですがカラーもあったのですね。
天使と人の視界によってモノクロとカラー分けてるの良かった…
いつも静かに人間を見ている天使が本気で「Nein!」と言うところが切ない。天使たちの手は優しい。
近くにいるのになかなか同じフレームに入らない天使とマリオンの距離がなんとも言えない。マリオンが右から…
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人間讃歌を128分使って詩で伝えてくる
業に深く踏み込む前半と、人間のできることの素晴らしさを語る後半
人間をちゃんと表裏どちらからも見て人間らしさを伝えている
視点の切替もカラーと白黒で棲み分け…
「今僕は知っている。どんなに偉大な天使でも知らないことを」
午前十時の映画祭14で鑑賞。
再開発が進む西ドイツ・ベルリンを舞台に、人間として地上に降りることを望んだ天使の物語。
守護天使目線の映像…
天使は人間として当たり前にできていること
寒さや暑さを感じたり、
何かを食べて美味しいと感じたり、
予知能力があるから驚いたりしないし、
永遠に続く日々、時、週、月も存在しない。
存在すら知られな…
詩的、芸術的であり、宗教的では無い。
人間とはという道徳な話ではなく、倫理的な感じ
目に見えなくても、天使がこんなふうに近くに居てくれるのかもなって思うと、
ちょっと寂しくなくなった気もする。
…
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