ヴィム・ ヴェンダース監督作品。
天使と言っても、 子供の姿ではなく 、黒いロングコートを着たおじさんの姿が天使たちです。
悠久の時を生きる天使
老いをかかえ、 限りある命の人間との対比
天使ダミエルは、 サーカスの 空中ブランコ乗りのマリオンに惹かれ、 愛してしまう。
人間になることを望む。
天使の 世界は 白黒トーンだが、
人間界はカラーの 描写のバランスが良い。
天使ダミエルが、 人間になってから、 新しいものだらけの人間世界に、 うきうきしてる姿が可愛い。
とっても「詩的」な、 映画でした。 私は普段あまり、詩に 触れて ないせいか、 冒頭 少し難しかったです。
美しい響きの言葉が続きました。
1987年の作品なのに,古さを感じなかった。
まだ「 ベルリンの壁」が 、 まだあった頃の映画です。