ヒロとっくくんPART2

ベルリン・天使の詩のヒロとっくくんPART2のレビュー・感想・評価

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)
4.0
ヴィム・ ヴェンダース監督作品。

天使と言っても、 子供の姿ではなく 、黒いロングコートを着たおじさんの姿が天使たちです。

悠久の時を生きる天使
老いをかかえ、 限りある命の人間との対比

天使ダミエルは、 サーカスの 空中ブランコ乗りのマリオンに惹かれ、 愛してしまう。
人間になることを望む。


天使の 世界は 白黒トーンだが、
人間界はカラーの 描写のバランスが良い。


天使ダミエルが、 人間になってから、 新しいものだらけの人間世界に、 うきうきしてる姿が可愛い。



とっても「詩的」な、 映画でした。 私は普段あまり、詩に 触れて ないせいか、 冒頭 少し難しかったです。
美しい響きの言葉が続きました。


1987年の作品なのに,古さを感じなかった。
まだ「 ベルリンの壁」が 、 まだあった頃の映画です。