メルヘンバカ

ベルリン・天使の詩のメルヘンバカのレビュー・感想・評価

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)
3.9
モノクロの世界で永遠に生き続ける天使が、人間に恋をして人間になり有限の命を得る話。
粗筋はかなりファンタジーなんだけれど、台詞や描写が詩的で崇高な印象さえ受ける。“歴史の外”にいる“永遠の幻”でしかない天使であることを辞め、痛みを伴う人間として生きることを選択した場面、素敵でした。そのカラーへ変わる画面と今までにないダミエルの表情にぐっと来ます。珈琲がすごく美味しそうでした。
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