映画館、期間限定上映で観て来ました。
1987年の映画なのに、表現の仕方が斬新に感じる映画です。
舞台は西ドイツ、ベルリンの壁崩壊前になります。
(ベルリンの壁崩壊は1989年)
天使が見守…
見た後に、世界の見え方が変わる力がある。そういう映画はあまりない。
天使が見ているような、この世から離れているような目を思わせる、なめらかな撮影が素晴らしい。とくに図書館のシークエンスの撮影が、すべ…
このレビューはネタバレを含みます
詩集を読んでいるかのような映画。
彫像のように無機質・無表情で温度のないモノクロの思考の世界(天使視点)と、表情豊かで生身の暖かさ、柔らかさを感じられるカラーの世界(人間視点)の明確な対比がとても…
異次元の存在が人間社会にやってくるって既視感あると思ったらバービーだった。でもバービーは現実の軋みを目の当たりにするのに対し、ベルリンの天使は現実をユートピアみたいに捉えている。ここに男女の断絶や格…
>>続きを読む最初のモノクロ部分(天使サイド)は、何度も寝落ちするぐらい退屈だったが
しかし、それは意図的で如何に退屈で世界が退廃的にネガティブに感じるかを見せるためだというのが
カラー(人間サイド)になった時に…
モノクロにすれば芸術点UP⤴
大昔に劇場で観たことがあります。冒頭のオープンカーでの2人の天使の会話だけで徹底的にイヤになって、後はふて寝した記憶があります。て言うか、ふてくされなくても凄く眠かっ…
(C) 1987 REVERSE ANGLE LIBRARY GMBH and ARGOS FILMS S.A.