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死霊のはらわたのpauhのネタバレレビュー・内容・結末

死霊のはらわた(1981年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

助長な前置きもなくすぐホラーパートが始まったりと、テンポの良い展開で飽きること無く夢中になれました!
ストーリー自体も地下室で謎のテープを見つけて再生すると悪夢のような事態に…という単純明快だった事もあり、変に頭を使わず観れて面白かったです。
憑依してからのシェリル大暴れシーンであまりもの怪力具合に笑ってしまいましたが、それぞれ憑依後の迫力も凄く突然のビックリ要素もあり、ホラーとしてしっかり楽しめました。
ただ途中のスコップでの容赦ない攻撃によるバラバラ死体はどっちが悪魔かわからなくなるくらいの残虐性で、それでも尚動く四肢も恐ろしく、元友達も容赦なく殺す様子が人間も死霊も同じくらい怖かったです。
一発ではなかなか死なないしぶとさやリンダの不気味な笑い声も狂気を感じ、主人公に降り注ぐ血の海も声が出る程地獄の量で色んな意味で主人公が可哀想でした。
しかしホラー特有の魅力のあるシーンも多く、小屋中から血が溢れる中電球に血が溜まっていくカットや、ラストの本が燃える事で肉体が朽ちていく様子も上手に演出されていてインパクトがありました。
グロさによる高揚感も感じられ、終始スリルの耐えない面白い作品でした!
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