インビジブルの間違って男子校入学のレビュー・感想・評価

「透明人間」という材料を、どう料理するか。人類を救うヒーローモノか、図らずも透明人間になってしまったコメディか、純愛か。

この作品は「透明人間は、人類が立ち入っていい領域か」が眼目ではないかと、個人的に思う。

透明人間というと「自分ならこうする」という願望が先行するので、「なんだよこの映画、後半まで全然何も起きねぇじゃん」と感じるのも無理はないが、そもそもこの作品が何を描きたかったんだろうか、と。