ドニー・ダーコの不在のレビュー・感想・評価

独自の哲学に基づいて作られている為、一見すると難解だが、テーマは単純だ。
少年が自己と向き合い、自らの運命を受け入れる物語である。
80年代ニューウェーブの音楽に彩られ、それらの歌詞とリンクするように映画が展開される。
残忍な神は、愛ゆえに死に向かう運命を、彼が受け入れるのを待っているのだ。