ぴがし

エイリアンのぴがしのネタバレレビュー・内容・結末

エイリアン(1979年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

2→3→4→プロメテウス→コヴェナント、と順に久々に再鑑賞してからの1。
プロメテウスとコヴェナントの内容をしっかり噛み締めた後だと、序盤の便座型宇宙船内の異星人の化石化した死体とかもなんか感慨深いなぁ。ギーガーが制作に携わったのは本作のみだそうで、この当時にリドリースコットと色々と意見を交わしたんだろうなと想像できる。ギーガーの画集を見てこの映画の制作が決定したそうだから、便座型宇宙船をはじめ、随所にギーガーのイラストの造形化が見られるし、造り込みもすごく良い。人間側の宇宙船内の扉などにも一部ギーガーのデザインが施されていたのはちょっとアンバランスな気もした。ともあれ、45年も前の映画でこのクオリティは素晴らしい。当時劇場で見た人はそりゃ度肝を抜かれたことでしょう。
最近の映画ばかり見てるとテンポや説明力に不満も出てくるけど、見る側が想像力で保管するにはちょうど良いバランスとも言える。鑑賞後にあれこれ意見を述べ合う余地が残っているとも言える。
リプリーのパンティが小さすぎるのは何回見ても気になるけど、45年前のパンティはこんなに小さかったのか?そこだけはわからん。
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