ひたすら美術を愛でる映画。映像で見る展示会。
宇宙船のクオリティ、降り立った星の建造物(?)のクオリティが高くてびびる。
弐瓶勉がやりたかったのはこれか!と思った。
光と影と音の使い方も勉強になる。
CGでは出せない金属っぽいのにぬるぬる感もある質感は発明。
中盤あたりでそういえば重力の問題について言及したっけ?っていうのが気になった。
ストーリー展開としてはスローとも取れるテンポだが、絵で楽しませるから問題ない!という矜持を感じる。
ロボットぶっ倒した時の胴体の避け方がまんまターミネーター2でパクられててうけた。
終盤「やっぱ露出させんのね」ってげんなりした。
「エイリアン2」でいかに今作の核となる部分が排除されたかがわかった。いいとか悪いとかじゃなく。
MCUで、宇宙人っぽいヴィランをCGなしでこのクオリティでやるってのはどうですか?