もんたろう

ゴルゴ13 九竜の首のもんたろうのレビュー・感想・評価

ゴルゴ13 九竜の首(1977年製作の映画)
4.0
新文芸坐の千葉真一追悼特集にて。

『激突!殺人拳』(1974年)では躊躇なく日本人を外国人役に配して怪しいアクセントの日本語を話させてたけど、香港との合作である本作(1977年)は潔く全員日本語吹替!
まあ一瞬で慣れたけど。

ゴルゴ13の原作がだいたいそう言う印象あるけど物語の実質的主人公は香港警察のスミニーですね。
彼はすごくいいですよ。もう正義感の塊。正義感しかないと言ってもいい。
そう、頭はからっぽ笑
貸しがあるんじゃなくて借りがあるんだろ笑
日本に行った意味はほとんどなかったな笑
税金で妹に会って新幹線に乗るくらいか。
逆に日本でのゴルゴは見物でしたね!
あんなの絶対すぐ見つかるだろ笑

ともあれ香港警察のむちゃくちゃぷりは観ていてこれぞ映画の世界という感じでいいですね。
法を超越出来るのは警察だけ!!
火力にものを言わせる西部警察が1979年のスタートだから意外と参考にしてたりして。。。
まあ当時はみんなこうだったのかな笑

千葉真一はアクションは勿論、表情の豊かさに魅力があると思ってますが、本作では一転、終始カミソリの様に鋭い目を崩さずにいます。
それもまた良し。やってる方はめちゃめちゃ疲れそうですけどね。。。

余談ですが鶴田浩二の登場シーンでは一部で笑いがおきてました。
鶴田浩二は鶴田浩二でしたね。

志穂美悦子、素晴らしい上腕筋でしたね。
チャイナドレスから伸びる腕の美しいこと!
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