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ゴルゴ13 九竜の首の水のまちのレビュー・感想・評価

ゴルゴ13 九竜の首(1977年製作の映画)
4.3
面白いに決まってる、千葉さんがゴルゴ13。
登場からして120点の痺れ具合い。剃刀の様な切れ味と豪快さ、愛らしく頷いてみたり、もう全部カッコイイ、太股最高。
待ち望む展開にキター!と興奮、さらにその上をいく爆発力、デューク千葉をカッコ良く魅せる為の粋な演出の数々、無口に冴える重い声、絶壁を登らす程度では終わらせない。
香港ロケの壮大なスケール、坂、そして宝石の様な夜の輝き、今やクラッシックカーと化した車のエンジン音まで素晴らしい。FunkyBassSoundに高揚、編集も巧み、すんなり入ってくる吹き替えも心地良い。
ただ、ゴルゴ13の登場シーンが少なく、違法捜査驀進中の香港警察側からのストーリーが濃いので、最後の方はターゲットが混沌としてしまった。多分私だけ。

鐘が鳴る鳴る後頭部。
否、嵐山。修学旅行程度に京都にも行きます。
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