このレビューはネタバレを含みます
映像ディレクターを務めるポール
多忙な日々と仕事の重圧に押しつぶされそうな状況の中
妻にも愛想を尽かされ離婚を望まれていた。
不安から逃れるため
幻覚の世界の楽しめるという薬を友人にわけてもらうが…
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ネタバレになるので
↓ 作品が気になる方は閲覧しない方がいいです。 ↓
薬で体感するトリップな世界
体に反射するカラフルな木目
戯れと色の一体感
キラキラ輝く鮮やかなアルミ、ピンクのメリーゴーランド
森の中の黒装束
狼の遠吠えのようなエキセントリックなエレキ音
死体を発見した時のチープなジャーン!が可愛い。
視覚で楽しむ作品は嫌いじゃないけど
そこに何かあるんじゃないか、という意味深さ
例え何もなくともその過程に
期待させる何かがある方が心惹かれたかも。
ラストめがけて駆け抜ける映像と音楽はカッコ良かったです。