金髪美少女が好きな私にはたまらない。
古い映画だが、それを超えた魅力が詰まっている。
大人になって観たが、
成程、これは幼少期観たらトラウマ必須だ。
冒頭の朝の身支度をする映像がすごくカワイイ。
洗面台にお花入れる?
はちゃめちゃに少女趣味。
みんなでコルセット。
みんなで白いドレス。
白いシルクやレース、チュールのフワフワドレスと険しい岩山との対比。
たまらんよーーーー!
そして起こる不穏な空気の大パニック。
「異様」とはまさにこの事。
普段厳格な淑女先生も発狂
(私的1番怖いポイント)
その後の寄宿学校の落ちぶれていく様子にもある種の恐ろしさが。
セーラ。。。
ただ、実際に起きたと「云われている」話を脚色してなぞった感じの映画。
だから明確に捉えられない表現も多いが、
岩山への畏怖を感じさせる点がこの映画の怖さか。
こういう感覚って日本以外にもあるんだなと。
みくびっておりました。
例えば、大好きなジブリアニメにもゾッとするシーンが結構あるし、
鍾乳洞や透明度の高い深ーーい海。
何処までも続く森。
誰もいない山頂。
こういうのは昼であろうが
「なんか」「こわい」のだ。
それに近い。
それを凝縮した感じ。
多分「畏怖」というもの。