カンパッチー

死の接吻のカンパッチーのレビュー・感想・評価

死の接吻(1995年製作の映画)
3.2
ニコラスとサミュエル!と興奮していましたが、CSIマイアミのホレイショ警部補ことデヴィッド・カルーソが主役でしたね。
ニコラス・ケイジのマッチョな姿に比べてデヴィッドはだらしない体つきと主人公らしくない地味な感じなので、周りの濃さに負けてしまっているのが残念。マイアミのホレイショみたくスーツ姿だったらかっこよかったのになぁ。

今回のニコラスもヒゲマッチョで喘息持ちで金属アレルギーで意外にヘタレだったりとGOODな要素てんこ盛りで最高でしたが、期待していたサミュエルとの共演部分はほぼ最後だけという悲しみ。もっと絡みが見たかった、、!

主人公のジミーも警察、検事、ギャング、FBIに挟まれ四面楚歌で家族まで危険に晒されてしまっているのですが、映画全体はそこまでピリピリした空気ではなくニコラスの演技や所々にあるシュールな笑いのおかげで重すぎずに軽ーく観ることができました。

バカな従兄弟や奥さんのことを考えると腹が立ちますが、ハッピーエンドなのは本当に良かった。ただ全ての元凶のバカな従兄弟は主人公の手で介錯してほしかったなぁ、、。