釣りが大好きなサラリーマンを描いたコメディドラマ「釣りバカ日誌」シリーズの第6作目。
西田敏行が主演、三國連太郎、石田えり、谷啓らが共演。
久野綾希子と喜多嶋舞がゲストヒロインを演じる。
ハマちゃん（西田敏行）はスーさん（三國連太郎）が社長を務める鈴木建設の平社員。
スーさんが釜石の市民大学講座で講演することになり、ハマちゃんは釣りが出来ると喜んでスーさんに同行する。
しかしハマちゃんはホテルで社長と間違えられてスーさんの代わりに講演する羽目に。
一方、スーさんは仲居さん（久野綾希子）と二人で、遠野に趣味の岩魚釣りに出かける。
東京に戻ったスーさんは仲居さんの娘（喜多嶋舞）の結婚式に数合わせで出席することになるが……
本作品はスピーチを軸にしてストーリーが展開する。
社員の結婚披露宴での形式的なスピーチで始まり、市民講座のスピーチ、そして知人の娘さんの結婚式での心を込めたスピーチで終わる。
スーさんとハマちゃんは、社長と平社員の立場が入れ替わり、それぞれの休日を過ごす。
豪勢な接待宴会がある一方で休日もプライべートの時間がなかなか取れない社長か、それとも旅館の宿泊は汚い部屋でも趣味の釣りを楽しめる平社員か？
皆さんならどちらの立場を選びますか？
本作の釣り：東京湾の船釣りのカワハギ、釜石の船釣りのしかけによるアイナメ、遠野の岩魚、東京湾の船釣による真鯛
2022.11 BSテレ東で鑑賞
2021.6 BSテレ東で鑑賞
第17回 日本アカデミー賞で主演男優賞を受賞（1994年）
