しろくま

釣りバカ日誌6のしろくまのレビュー・感想・評価

釣りバカ日誌6(1993年製作の映画)
3.5
《どうしたのスーさん?こんな時間に》
〝早く支度して行こうよ〟〝だってなんだかんだ予定があるって言ってたでしょ〟〝その予定が釜石だったんだよ。だから、今夜のうちに車を飛ばしていけば、明日の朝には…〟

釜石に着いて、1日中アイナメが釣れるってことね。運転手の笹野さんがいないので運転はスーさん(三國連太郎)がやってくれるって言うけど、かなりの長距離になるけど大丈夫?途中から浜ちゃん(西田敏行)が運転を代わってもよさそうだけど〝俺、免許ないもん〟だって。

ということでスーさんの運転でホテルに着いたら、浜ちゃんが社長、スーさんが運転手に間違えられてしまい…。浜ちゃんは見晴らしの良いスィートルーム、スーさんは北向きの日当たりの悪いかび臭い部屋に通され…。スーさん激怒かと思ったら、夜の懇親会を浜ちゃんに任せてのんびり羽を伸ばし、翌日の講演会の講演も浜ちゃんに頼もうっていう魂胆?〝21世紀の未来都市と構想〟という演題だけど大丈夫?どうする浜ちゃん!

今回のマドンナは、ホテルの仲居役の久野綾希子さん。劇団四季のトップスターで、とても上品でお美しい方。久野さんと二人っきりになってお酌をしてもらって大満足のスーさん。惚れてまうやろ。次の日は講演をしないといけないけど、彼女と渓流釣りができるんだったら…。どうするスーさん!な展開。

トヨエツも出演しているけど、まだ〝愛していると言ってくれ〟でブレイクする前で、かなりうさん臭い。くわえ煙草のまま、そんなことしちゃ失礼でしょ。

本作の正義は浜ちゃんの奥さんのみち子さん。言ってることが一番まとも。浜ちゃんやスーさんが調子に乗り過ぎたときに、きっちり𠮟ってくれる頼りになる存在。そんなみち子さん役の石田えりさんが本作で降板?嘘でしょ?

視聴メモ:2023.08.30/124/図書館DVD
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