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機動戦士ガンダム F91のTrueRyのレビュー・感想・評価

機動戦士ガンダム F91(1991年製作の映画)
3.8
F91、前回見たのはいつだろう、20年では効かない気がする。それだけ前だが、鉄仮面、無人兵器、ラフレシアなどが強烈に印象に残ってる作品。反面、ストーリーや展開はあまり記憶になかったので改めて楽しむ意味も含めて、映画館で鑑賞。
※いつも感じるが、こんな昔の作品を映画館で見れるのはホンマ、ありがたいし幸せ。

なるほど、展開があまり記憶に残ってないのは、よくわからなかった、というのが正直なところかな。改めてみても、物凄く駆け足で息つく暇なく舞台と展開がかわっていくので頭で追いかけられない、と感じた。

ただ、この作品の魅力は、ガンダム正史とのからみはないものの、その王道性、が心くすぐられるポイント。普通の青年が戦いに巻き込まれる、家族との葛藤、幼なじみとの別れと再会、そして覚醒するニュータイプ。敵役も魅力的な登場人物達で、正史とは一味違ったMSや兵器、などは詳細がわからなくてもそれ以外の面白さが多く詰まっている。これはTVシリーズとしてゆっくり見ればより魅力が高まり、ストーリーにも深みが生まれそう。両家族の深堀りとか、絶対に面白いやん。

キャスト紹介で子安武人、塩屋翼、若本規夫などを発見、鑑賞中は気づかなかった。
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