こーた

機動戦士ガンダム F91のこーたのレビュー・感想・評価

機動戦士ガンダム F91(1991年製作の映画)
3.8
初代ガンダムから40年後の話。宇宙世紀でありながら流石にもうアムロ・シャアは登場しないが、大きな物語は変わらない。スペーシアンと地球連邦軍の戦いと、そこに巻き込まれるニュータイプ。こうして見ると何年経っても同じことを繰り返しており、鉄仮面の男はまさにシャアの意志を継ぐものと言える。だいぶサイコ寄りではあったが。
シーブックとセシリーの恋愛はここまでの作品と比べてもしっかり描かれていた。だいたい悲劇の結末になっていた主人公の恋愛が、本作ではハッピーエンディングを予感させた。
ただ総じて詰め込みすぎ感は否めないので宇宙世紀シリーズとしてはほぼ独立した作品として捉えた方が楽しめそう。作画はこの時代にして素晴らしかったです。
こーた

こーた