ジャン＝Ｐ・メルヴィル観る
第二次大戦。
対独レジスタンス組織の活動
を克明にクールに撮った傑作
原作あるようですがメルヴィル本人が
レジスタンス運動に参加していたので
自体験もアリなのかも。
ドラマ性薄めで以前に観た時はそこを
求めてたのか途中で付いてゆけず状態で
したが今回は最後まで見入ってしまいま
した
原作者はともかく元活動家が撮ってるの
でほぼこういう事ではないでしょうか。
ドイツと闘うというよりも内部の活動
(その中には対独もありますが)に重きを
置いてる。当然他人様に見せるものでな
いので派手さは無くむしろ目立ってはい
けないので慎重にかつ堅実な行動が求め
られる
緊張感とても高い状態の日々の記録のよ
うでもありますがドキュメンタリー風で
もなくプロの役者が演じてる劇映画には
なってる。その塩梅がとても良いかと
リノ・ヴァンチュラ筆頭に皆スーツ着こ
みダンディであり実際の活動家はどうな
のかなとも思うけどそこもまた劇映画と
しての塩梅の良さかもしれない
メルヴィルはデビュー作もレジスタンス
活動撮ったモノでした。デビュー作とは
切り口はまるで違いますがこの２本は彼
に取って重要作の様に思うです
撮影監督知らない方でしたがカメラ相当
に素晴らしい
