投稿者から送られてきた不可解な映像を検証する過程を収めたドキュメンタリーの記念すべき映画化第1弾。
『呪いのビデオ2』を投稿者に次々と災いが降りかかったとのことで、製作スタッフが調査に向かう、というお話（リングという言葉はおそらく禁句）。そのビデオを目にしたさまざまな人の証言がコラージュされて語られる、呪いのビデオの「呪い」の部分にフォーカスしたまさしくドキュメンタリー！な作りで、恐怖映像本体を期待して見ると肩透かし喰らっちゃいそう。
これは評価が低いのも頷けますね。尺の大部分を割かれた投稿者へのインタビューがとにかく長くて長くて気づけばzzZ。これをお金払って劇場で見てしまった人の心中、お察しします、、せめて、引っ張りまくったあとに見せられる投稿映像が怖ければまだ救いがあったのですが、その映像自体も長いわりにはアハ体験のように掴みどころのないツクリでこれまた残念。
まんまる坊主頭を丸出しにしたお饅頭みたいな雰囲気の白石監督のお姿が拝見できたのは眼福でした。この人にハンチングが似合う理由がよくわかった笑。そして喋り方がオドオドしてて可愛いのはこの頃から変わらずなんですね、、イエスマン田代への萌芽だな！！
冒頭でモンタージュ的に流れる過去シリーズの映像のひとつにトンデモなく恐ろしいのがあって、ずっと調べてるのだけど見つからない、、鍋を囲んでる3人の女性を映した映像で、その奥の扉がガラリと開き、鍋を囲んでるのと同じ3人らしき人影が登場。そして何もなかったかのようにガラリと扉を閉めるという映像。あれ、なんだったんだろう、、怖すぎるんだけど。
