じろちぃ

ロミオ&ジュリエットのじろちぃのレビュー・感想・評価

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)
3.8
オリビア・ハッセー版だと勘違いして視聴開始。
この映画の存在を知らなかったのでびっくり。
設定にびっくり。
キャストにびっくり。
そして序盤から、台詞回しはそう来るのね…これは手強いな…と身構える。
坪内逍遥が翻訳したロミジュリに立ち向かう時に似ている。(←撃沈)
まあウエストサイドストーリーだって元ネタはロミジュリなんだから、いろんな形があってもいいじゃないですか。かかってこい!


…と力んでた割に、序盤、水槽のシーンあたりで古典的な言い回しにもすぐ慣れた。
しかし役者さんは現代劇の所作に古典の台詞を合わせるのは大変だろうに、本当にお上手。特に若い役者さんたち。自然体でこれができちゃうんだなぁ。

ラストシーン、綺麗。
じろちぃ

じろちぃ