太陽と共に去った海

ロミオ&ジュリエットの太陽と共に去った海のレビュー・感想・評価

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)
5.0
"おやすみ"が"愛してる"に聞こえて太陽の光なんていらなかった、ずっと夜のままでいて欲しかった、そんな映画
結末は知っているのにどうしても期待してしまう。

前半は薬をおもわせるような過激な感じがしてちょっと苦手な雰囲気かなと思ったけれど解説版も併せて見てからは詩的な言葉も馴染むし必要だったのかも
後半の演出が好みだったな。プールのシーン、雨の中のレオ様、シーツの中の2人、ラストのキャンドルに囲まれた教会…2人の美しさもあって夢みなたいな印象すらもってしまう