エス

X-MEN2のエスのレビュー・感想・評価

X-MEN2(2003年製作の映画)
3.8
逆境を迫られる中でのミュータントの在り方。

共存を夢みて戦い続けるか、または自由を奪い取るか。
存在を脅かしてる相手だとしても諦めず問いかけ続ける姿がこのシリーズの中でのたまらなく良いところで、一貫したテーマなんだけど、それをもっと濃く描かれた続編でした。

そして、アクションが進化してて見ていて楽しかった!
ナイトクロウラーの戦い方がめちゃくちゃかっこいい。
レクイエムと銃声が鳴り響く中のアクションは見応え抜群。

個人的に戦う以外の能力の使い方をするちょっとした描写もすごく好きで、テレビのチャンネル変えるのも炭酸凍らすのなんとなく可愛くていいですよね……

ウルヴァリン以外の活躍の場面も増え、より多くのキャラ達が光ってて素敵でした。それぞれの立場も流動的で面白い。とにかくマグニートー強すぎ。脱獄シーンが本当にかっこよかった。

普通という虚像を求める家族(キツい)

ホワイトハウスのシーンは痺れちゃった。かっこよすぎる。

”大勢と違う”ということが誇りに思える世の中であれば良いのになと心底思う。

ジーン!
次!
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