ミツバチゴロバチ

ノートルダムの傴僂男のミツバチゴロバチのレビュー・感想・評価

ノートルダムの傴僂男(1939年製作の映画)
3.8
ディズニー版のカジモドはあの環境にして、心優しく素直な青年で、まあギリ許せる範囲であったが(孤独なフロローにとってはある意味友人でもあり息子でもあるのでそれなりの教育はしたという解釈)、チャールズ・ロートン版はルックスも知性も容赦ない。完璧である。壮大なセットも圧巻で名画の趣き満点。

ディズニー版と違いフェビュス(フィーバス)が死んでびっくりしたが、原作はこっちのよう。グランゴワール(詩人)がフィーチャーされる脚色はしっくりこなかったかな。