217号室

ノートルダムの傴僂男の217号室のネタバレレビュー・内容・結末

ノートルダムの傴僂男(1939年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

原作「ノートルダム=ド・パリ」を読んでからの視聴。
原作の話をちょいちょい出します。何故なら原作と映画を比較して違いを確認するのが大好きなオタクだから!

ノートルダム=ド・パリはいくつも映像化されているが、中でもこの作品はディズニー版「ノートルダムの鐘」のモデルとなった作品らしく、キャラクターも小物も見覚えのあるものが沢山出てくる。

この作品にはエスメラルダの夫のグランゴワールが出てくる。それを理由に試聴したところがあるが、原作と違ってなかなかにイケメンな性格をしてますね。
「夫婦が駄目なら友達でもいい。君(エスメラルダ)のそばにいたいんだ」!?
原作は「命を救ってくれたエスメラルダかヤギ、片方しか助けられないのなら…勿論ヤギを助けるよ☆(Happy end…)」だったのに!?
エスメラルダもフィーバスに心が揺らぐも最終的にはグランゴワールの良さに気づくし、グランゴワール大優勝じゃないか!!
実はノートルダム原作の映像作品はディズニー版くらいしか観たことないのだけど、ディズニー版以外はエスメラルダ死ぬんだと思ってました。フィーバス死ぬの!?エスメラルダ死なないの!??
それと裁判の場面で、エスメラルダが目隠しして自分の剣に触ったら有罪、もう一つの剣に触ったら無罪(逆だったかも)とかいうガバガバ判決は一体なんだ!?と驚いたが、当時はこの裁決も罷り通ってたのかもなぁと。とすれば当時の解像度高いなぁ。

原作を読んでてイメージしにくかった部分もこれで補完されたし、純粋に面白かった。
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