FumiKawaguchi

ノートルダムの傴僂男のFumiKawaguchiのレビュー・感想・評価

ノートルダムの傴僂男(1939年製作の映画)
3.0
ヴィクトル・ユーゴーの名作の映画化。今は劇団四季やディズニーの『ノートルダムの鐘』が有名です。でもあんなに明るくもないし、ただただツライ…。結局結ばれないんですよね。この恋って。結局イケメンに走っちゃうんですよ。このヒロインは。いや、あのイケメン。頭も切れるし勇気もあるし、当たり前?せむしだし、顔も生まれつき特異だし、おまけに耳まで聞こえない。しかも無実の罪で鞭で打たれるわ、最後は振られちゃうわ。…なんかあんまりだよね。この設定。白黒映画なので、特殊メイクにもリアリティがあるんです。カラーだとどうしても見えてしまう不自然さがないので凄い。1939年の作品のわりには、セットといいメイクといい、ものすごい技術の結晶なのではないでしょうか?でも結局、悪は滅びる。ここは譲れませんよね。うん。
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