ある貴族階級の父親の誕生日パーティに集まる親族や友人たち。その城のあらゆるところで同時多発的に起こる細かな出来事が、一人の息子のある告発によって最終的に集結してくる様子を、デンマークの映画運動・Dogme95のルールに従って映し出した作品。
脚本も、ユーモアとシリアスのバランスが素晴らしかった。言葉の言い回しはデンマークの社会をリアルに映し出している(とデンマーク人の友達は言ってた)。
手持ちカメラは監視カメラのような雰囲気を出していて、カオスを増していく空間を陰から観察しているようだった。ホームビデオみたいな。
有名なスターを起用しているらしいけど、ハンディカメラとその画質なので役者がもっとラフに映ってて見心地が良かった。
Docme95を経てデンマークの映画はぐんと面白く発展したらしい!素晴らしいな、もっとほかの作品も見たくなった。