oncochi

恋愛睡眠のすすめのoncochiのレビュー・感想・評価

恋愛睡眠のすすめ(2006年製作の映画)
3.2
主演がガエル・ガルシア・ベルナル君なので観ない訳にはまいりません。

ふ~ん なんか「アメリ」の男の子バージョンのような映画だねぇ。。。
やたら可愛らしいセットや小道具が満載で、どうもそれがイケてない主人公ステファンの脳内メーカーと言うか、睡眠中の妄想のようでございます(笑)
しかし、しっかり現実を生きていくアメリ嬢と違って、このステファン君はどんどん夢の世界へ逃避していくのが凄い!
タイトルが「恋愛睡眠のすすめ」なんだけど、ほんまにエエのんか?コレで?!と思わずツッコミを入れずにはおれません
こんな自在に夢を操れるのだったら、一日中でも惰眠を貪っちゃうって

しっかし また恒例のフランス映画の如く途中で、止めちゃうし
(アレはハッピーエンドやないよね?とことん現実的にみたらあの後は悲惨だよね???ガエル君じゃなかったら思わず途中で、殴ってたわ)
ガエル君のフランス語は可愛かったけど、やっぱ「バベル」のようなご陽気なスペイン語を喋ってる彼のほうが好きだわ
(ちなみに劇中の6~7割りが英語でした)
彼は全裸になったり、超ハイテンションだったり、グダグダのマダオだったりで一生懸命に頑張ってくれましたが・・・
「夢の世界で恋愛するラブコメディ」みたいに書かれていたので、かなり期待して観たのですが・・・妄想と現実が混同する、このファンタジーは感情移入出来なくて、ちょっと辛かった

でもヴェルヴェット・アンダーグラウンドのアウターアワーズのカヴァー曲をガエル君が着ぐるみバンドでコレ歌ってるのは可愛い♪
oncochi

oncochi