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『レイチェル・ペーパー』に投稿された感想・評価

SYU

SYUの感想・評価

4.0
2023/09/25
監督 ダミアン・ハリス
デクスター・フレッチャー
アイオン・スカイ
ジェームズ・スペイダー

"理想の女性、現実の恋"

主人公の大学生であるイギリス人の若者が、ある日出会ったアメリカ人の女性に夢中になり、あの手この手で口説きおとそうとする。
望み通り付き合い始めた2人だったが、やがて些細なすれ違いが起き始め、2人の恋に暗雲が立ち込めていく様を描く青春ラブストーリー。

D・フレッチャーという監督の名前にどこか覚えがある気がしていたが、それがこの作品の主演だったことを思い出しました。

「セイ・エニシング」で一気にファンになったI・スカイ目当てで公開当時暮らしていた街で、今はなき懐かしの映画館に観にいった、広い映画館に観客は自分だけだった事を覚えている、

運命の女性と暮らし始めた途端に、彼女の嫌なところが気になり始め、険悪なムードになっていく2人、リアルな恋物語だけに胸にくるものがあった気がする、当時ブレイク寸前のJ・スペイダーも憎たらしい役で出演、なによりもお目当てのI・スカイが素敵でした。

久々に見たくなった我が青春の思い出の作品です。

鑑賞日1989年、劇場にて
津次郎

津次郎の感想・評価

3.5
むかしのジェームズスペイダーはほんとにヤなやつで、役もそんな役回りばかりで、きらいと言ってしまうのもやぶさかではなかったが、歳をかさね肥えて禿げ、すきな俳優になった。

かつては「冷淡なイケメン」のポジションだけだったが、おそらくご自身が、容色の変化にきづいて、スタイルを変えたはずである。意識して二枚目を捨てた──にちがいない。

転換期はボストンリーガルのころだろう。中年太り気味で、すくなさが目立つ髪になったが、キャラクターは、だんぜん陽気になった。レッド役にしても、苛烈なことばっかしやるのに、自信満々かつ飄々として、いやみがない。

が、そのブラックリストがいまはスペイダーの代名詞になっていて、映画ではかつてと比べて、目立ったものがなくなった。

ところでエイジオブウルトロンを見た後の、わたしにとって最大の疑問は、いったいジェームズスペイダーがどこに出ていたのか──だった。
検索したら、キャプチャスーツを着こんだ彼の製作動画があった。ウルトロンだった。声だけじゃない。モーションキャプチャで、まさしく演:ジェームススペイダーがウルトロンだった。

その動画はダウニーJrやエヴァンスやラファロが、スペイダーに敬服している様子がかいま見える、興味ぶかいものだった。──キャリアがダウニーJrと同等のスペイダーが、敵役なんだけど、アベンジャーズの面々に歓待を受ける──という楽しい内幕動画になっていた。

『first day when he gives his speech at the party i know all of us were kind of eager to be the audeience and just to spectate and just watch him perform and its really exciting because it was really good and really intimidating』(byクリスエヴァンス)
さいしょの撮影のとき、出演者みんなが彼の演技を熱心に見ていたよ。興奮したね。やたらうまいし、そりゃもう圧倒的だったよ。(雑ぱくな意訳)

あとになってredditで海外のコメントを見ていたら、たいていのアメリカ人はジェームズスペイダーがどこに出ていたのかを疑問視していないようだった。つまり、声ですぐにわかったよ──という発言が多数あった。
そしてそう言われてみると、ウルトロンはたしかに声でスペイダーとわかる──のである。わたしは、ああどうしてわかんなかったんだろう──と、くやしく思った。

The Rachel Papersには、まさにヤなやつ真っ盛りだったころのジェームズスペイダーが出ていて、懐かしい。
人を見下した眼差しが若かりしころのジェームズスペイダーより巧い俳優はいない。
わかるだろうか、なんていうか、たったの一目で、あらゆる嘲弄を浴びせる目をする。
あんな目をされたら、とうてい居たたまれないな──という目をする、のである。

ただ、ここでは彼は脇役で、むしろ女優のアイオンスカイを覚えている。アイオンスカイは当時青春映画のスターで、いつもは口角の下がった、不服っぽい顔立ちなのだが、笑うと口角があがり、まるでリトラクターをつけてるように歯が見える。とても魅力のあるひとだった。

あちらでは、ジョンキューザックが大音量のラジカセをアタマの上に持ち上げるSay Anything...のシーンが「青春」をあらわすパロディになっていることが、よくある。The Rachel Papersと同じ制作年でいずれもアイオンスカイがヒロインをつとめていた。

女たらしで軟派な役どころのデクスターフレッチャーが苦労してヒロイン(レイチェル=アイオンスカイ)を落とすのだが、いったん付き合ってみると、ズボラな女だと解って嫌気がさす──といった展開の話。イギリス男(フレッチャー)とアメリカ女(スカイ)の対比でもあり、腑に落ちる映画だった。個人的にとても思い出深い青春映画。
津次さん 見ない