このレビューはネタバレを含みます
前作からの完全なる続編。優勝を遂げたインディアンスだが、そのせいで知名度が上がった者、金が入った者など増長した空気が漂っている。そこからの立て直しが本作のメッセージ。
「連作の2作めは難しい」とは言われるが、確かに本作では相変わらずのドタバタはあるが、石橋貴明扮する「タカ・タナカ」は正直キャスティング意図が疑問だ、彼の存在が大きくストーリーに加担したり展開することはない。
結局皆をバカにした上でホワイトソックスへ移籍したジャック・パークマンが憎まれ役となりチームは勝利に導かれる。野球のプレイや物語の作り方はしっかりやっている。
本作はだれか「憎まれ役」を設定しないと成立しないのか!?と思った今回だった。