詩郎

あさき夢みしの詩郎のレビュー・感想・評価

あさき夢みし(1974年製作の映画)
3.6
四条が美しいがゆえに周りの男に翻弄されて人生の無常を感じて彷徨う。やっぱり岸田さんが強烈。四条に初めて会ったときの数珠を持つ手が震えて汗ダラダラになってるところから強烈。四条への思いを爆発させた場面を数珠越しで映すところは岸田さんの設定的に煩悩丸出しで背徳感が満載で好き。これも実相寺作品あるある(だと思いたい)の物を超アップで映す構図だった。はたまに入ってくる白い光が分解されて青とか緑の光になるやつ好き
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