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あさき夢みしのktyのレビュー・感想・評価

あさき夢みし(1974年製作の映画)
3.9
見てはいけないものを覗き見しているような罪悪感をもたらす実相寺アングルで描く平安貴族生活。

こんな不健全な映像と、艶やかな衣装、建造物の簡素な美、抑制した音響が向かう先が情欲。

大岡信先生の脚本で聞く日本語の清らかさ。
「執着すれば恋は汚れる」深いなあ、、、

せっかくの漆黒の闇が、我が家のテレビで上手く再現できず残念。

映像美に浸る作品。😊
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