良かった。
前半とかの同世代の気合わない友人のちょっとした仕草を茶化す感じとか、そういう細かいディテール、なにが好きかってよりなにが嫌かを共有してる感じとかティーネイジャーの時期っぽさかなりあって良かった。
後半いくつか舞い込む打算的なオプションとかって優先順位つけて自分が支配してるように思ったりするんだけど、どれも本気じゃないので案外すぐチャンスは無くなったりするものよね。
ぐちゃぐちゃになった(した)世界からの現実逃避としての最後のバス=社会的にまっさらになりたさみたいなの、死っぽくてあかんであかんで〜って感じでした。
バーでその場に居合わせた新規女性との束の間の会話、早口でブルースとはなんたるか、あれは厳密にはラグタイムでとかそういうこと言ってるからモテへんねん感はウケた。人間関係の入りを狭めてはもったいないと今では思えるんですが、価値観の合う人を見つけるのってラッキーの重なりですね。大事にしましょ。